オン・ボーディング(英:on-boarding)とは新メンバーに組織やサービスに馴染んでもらうことを目的とした教育プロセスのことです。元は「船や飛行船に乗っている」という意味の「on-board」から派生した言葉です。
従来の新規採用人材の受け入れは入社後の限られた期間に集中的に実施されるオリエンテーション、すなわち新人研修が一般的です。しかし早期離職防止の効果が薄く、離脱を避けられたとしても戦力化までに時間がかかることが問題でした。そこで従業員体験にフォーカスし、継続的に行われる教育・訓練としてオン・ボーディングが注目されています。
やり方としては様々あるため幾つか例を挙げるに留めます。たとえば、現場の上司に加えて役割ごとにメンターをつける、困った時に気軽に相談できる駆け込み寺を作る、行動規範の正しい理解と横の繋がりを強化する、入社3ヶ月後の目標とアクションプランを表明する、です。
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